ステータスバー
Framework7には、アプリのステータスバーとその動作をカスタマイズするのに役立つステータスバーコンポーネント(cordova-plugin-statusbarラッパー)が含まれています。
この機能は、cordova-plugin-statusbarがインストールされているcordova/capacitor環境でアプリが実行されている場合のみ使用できます。
ステータスバーアプリパラメータ
statusbar
プロパティでアプリの初期化時にステータスバー関連のパラメータを渡すことで、デフォルトのステータスバーの動作を制御できます。
var app = new Framework7({
statusbar: {
iosOverlaysWebView: true,
},
});
利用可能なすべてのパラメータのリストを見てみましょう。
パラメータ | 型 | デフォルト | 説明 |
---|---|---|---|
enabled | boolean | true | Framework7によるステータスバーの処理を有効にします。Framework7でステータスバーの動作を処理したくない場合は、無効にします。 |
iosBackgroundColor | string | アプリがiOSデバイスで実行されている場合の背景色を表す16進数文字列(#RRGGBB )。指定された場合は、CSSの値を上書きします。 | |
androidBackgroundColor | string | アプリがAndroidデバイスで実行されている場合の背景色を表す16進数文字列(#RRGGBB )。指定された場合は、CSSの値を上書きします。 | |
scrollTopOnClick | boolean | true | 有効な場合、ステータスバーオーバーレイをクリックすると、ページコンテンツの上部がスクロールされます。 |
iosOverlaysWebView | boolean | true | アプリがiOSデバイスで実行されている場合、ステータスバーがWebViewをオーバーレイするか、オーバーレイしないようにします。 |
androidOverlaysWebView | boolean | true | アプリがAndroidデバイスで実行されている場合、ステータスバーがWebViewをオーバーレイするか、オーバーレイしないようにします。 |
iosTextColor | string | black | アプリがiOSデバイスで実行されている場合のステータスバーのテキストカラー。 |
androidTextColor | string | black | アプリがAndroidデバイスで実行されている場合のステータスバーのテキストカラー。 |
ステータスバーアプリメソッド
アプリの初期化後、ステータスバー関連のアプリメソッドを使用してステータスバーを制御できます。
app.statusbar.hide() | ステータスバーを非表示にします。 |
app.statusbar.show() | ステータスバーを表示します。 |
app.statusbar.overlaysWebView(overlays) | ステータスバーがWebViewをオーバーレイするか、オーバーレイしないようにします。
|
app.statusbar.setTextColor(color) | ステータスバーのテキストカラーを設定/変更します。
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app.statusbar.setBackgroundColor(hex) | ステータスバーの背景色を設定/変更します。
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app.statusbar.isVisible() | システムステータスバーが表示されている場合はtrue を、表示されていない場合はfalse を返します。 |